【三字熟語】
得意顔
【読み方】
とくいがお
【意味】
じまんすること。
【語源由来】
明確な語源は分かりませんが、得意顔の「得意」には、自分の思い通りになり満足するさま・あることに手慣れていて上手なさま などの意味が含まれており、このような気持ちが隠せないで顔に出る様子を『得意顔』と表したと思われます。今ではテレビで関西のタレントがその顔を「ドヤ顔」と表現することが多くなりましたが同じ意味合いです。
【類義語】
手柄顔・どや顔・したり顔・心得顔・物知り顔
得意顔(とくいがお)の使い方
ふふふ。見て見て、健太くん。
あっ!この間の試合の写真だ。ともこちゃん、こんなに撮ってくれてたんだー。
実は会場には来れないけどうちのお母さんが楽しみにしてるのよ。健太くんのこの得意顔!頼もしくなったなぁって言ってたわよ。
なんだよ。照れるなぁ…。しかもこんな得意顔でも心臓が出るんじゃないかと思うほど緊張してたんだよ。
得意顔(とくいがお)の例文
- 息子がかけっこで一位になったと得意顔で帰ってきた。
- 金メダルを獲得した私より観戦していた父の方が得意顔だった。
- オーディション会場の彼はよほどの自信があるのか常に得意顔で振る舞っていた。
- 愛読書が映画化されたとあって登場人物の心理機微を得意顔で解説する彼女が苦手だ。
- 骨董品が趣味の叔父は逸品を手に入れたと得意顔だったがよくよく調べてみると紛い物で三日寝込んだらしい。