土性骨【どしょうぼね】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
土性骨

【読み方】
どしょうぼね

【意味】
生まれつきの性質・根性(コンジョウ)。「―のある男」

【語源由来】
土性骨の性骨(ショウコツ)には、「生来 備わる技芸・運動などの要領」または「生まれつきの性質や性根(ショウネ)・骨組」などを意味します。このことばに接頭語の「ど」をつけて『土性骨』としました。「土」は当て字ですが「ど根性」とも言うように、足元がしっかり地について挫けないイメージがあったから、なのかどうかは定かではありません。

【類義語】
大和魂・熱情・気風・精気・どしよ(う)っぽね。


土性骨(どしょうぼね)の使い方

ともこ
なんだかいつもテレビを見てもスキャンダルばかりの話題で嫌になるわね。
健太
僕にはよく分からない話題ばかりだけど、空手の先生が「土性骨の無くなった輩ばかりだ」って嘆いてたなぁ。
ともこ
そうね。先生の言うとおりだわ。ふにゃふにゃして骨のない奴ばっかり!
健太
でも先生は別格だからなぁ。土性骨から生まれたんじゃないかってぐらいだよ!!

土性骨(どしょうぼね)の例文

  1. 父は病床に臥していながら兄の土性骨を叩き直すべく布団から這って出てきた。
  2. 私生活が乱れきったあの選手も あれだけ監督にしぼられたら土性骨も入れ替えるだろう。
  3. どれだけ口で言い聞かせようとしても捻くれた彼女の土性骨はなかなか直らないだろう。
  4. 要領がいい彼は土性骨などなく、やはりただの食わせ者であった。
  5. 人を騙すばかりか親の顔に泥を塗ったあいつの土性骨をへし折って思い知らさなきゃならねぇ。
スポンサーリンク
スポンサーリンク