唐変木【とうへんぼく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
唐変木

【読み方】
とうへんぼく

【意味】
まがぬけていて、気のきかない人。

【語源由来】
『唐変木』とは、人を嘲るときなどに用いりますが、気の利かない一風変わった偏屈な人を指しこれは古く、遣唐使が持ち込んだ変な木や、中国 唐の変わった木彫りの人形から由来されるようです。

【類義語】
衆愚・空け者・天然・愚物


唐変木(とうへんぼく)の使い方

健太
ともこちゃん見て見てー!いま、僕が先生に言われたことばを思い出してメモに書き留めているんだ。
ともこ
まぁ、それは良いことね。どれどれ…。「根性なし」「唐変木」「聞く気があるのか」……って文句ばかりじゃない!!こういうのって名言を書き留めるべきじゃないの?
健太
えー!だって難しいことばは覚えてないもん!それにしても意外に「バカ」はないんだよ。先生もただ悪口言ってるわけじゃないんだよね!
ともこ
……先生の代わりに私が言ってあげましょうか…。

唐変木(とうへんぼく)の例文

  1. 親方から「唐変木め!」といつも叱られていたあの子がこんな立派になってとても喜ばしい。
  2. 私の指導の仕方にみな驚くが彼みたいな唐変木にはこのくらいの厳しさでちょうど良いのだ。
  3. 大事な仕事を放っておいて助太刀に来たというのにこの唐変木はその辺りのことが分かっちゃいない。
  4. 高慢ちきで唐変木な彼だがわざとそう振る舞っているとのうわさがある。
  5. 事故とはいえあの唐変木のおかげで怪我をしてしまい仕返しを考えている。
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