【三字熟語】
朴念仁
【読み方】
ぼくねんじん
【意味】
無口で愛想のない人。また、がんこで物の道理のわからない人。わからずや。
【語源・由来】
「朴念」は擬態語。「朴」は、飾りけがない。すなお。「念」は、おもい、考え、深く思うこと。「仁」は人の意。
「朴念仁」は飾りけがなく素朴な考えの人を表す語だったが、転じて、愛想のない人やわからずやの意味になったと考えられる。
【類義語】
唐変木
朴念仁(ぼくねんじん)の使い方
健太くん。気が付かなかったの?
えっ?何?
さっきの女の子は健太くんに気がある素振りを見せていたのに、本当に朴念仁ね。
ええーっ。教えてよー。
朴念仁(ぼくねんじん)の例文
- 気の利いたことが言えない朴念仁な健太くんは、もてないんだ。
- 健太くんは、ともこちゃんが髪を切ったことに気が付かない朴念仁です。
- 朴念仁な健太くんに恋愛相談するなんて、一番相談しちゃダメな人じゃないですか。
- パリピのともこちゃんが、朴念仁の健太くんと仲が良いなんて意外です。
- 健太くんは、花の美しさが理解できない朴念仁なので、花束を贈ったら、花束がかわいそう。