朴念仁【ぼくねんじん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
朴念仁

【読み方】
ぼくねんじん

【意味】
無口で愛想のない人。また、がんこで物の道理のわからない人。わからずや。

【語源・由来】
「朴念」は擬態語。「朴」は、飾りけがない。すなお。「念」は、おもい、考え、深く思うこと。「仁」は人の意。
「朴念仁」は飾りけがなく素朴な考えの人を表す語だったが、転じて、愛想のない人やわからずやの意味になったと考えられる。

【類義語】
唐変木


朴念仁(ぼくねんじん)の使い方

ともこ
健太くん。気が付かなかったの?
健太
えっ?何?
ともこ
さっきの女の子は健太くんに気がある素振りを見せていたのに、本当に朴念仁ね。
健太
ええーっ。教えてよー。

朴念仁(ぼくねんじん)の例文

  1. 気の利いたことが言えない朴念仁な健太くんは、もてないんだ。
  2. 健太くんは、ともこちゃんが髪を切ったことに気が付かない朴念仁です。
  3. 朴念仁な健太くんに恋愛相談するなんて、一番相談しちゃダメな人じゃないですか。
  4. パリピのともこちゃんが、朴念仁の健太くんと仲が良いなんて意外です。
  5. 健太くんは、花の美しさが理解できない朴念仁なので、花束を贈ったら、花束がかわいそう。
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