【三字熟語】
日和見
【読み方】
ひよりみ
【意味】
① 周囲の様子や物事の成り行きをうかがい、有利なほうにつこうとして態度を決めないこと。「日和見主義」「日和見を決め込む」のように使います。② 空模様や天気の変化を観察すること。また、それを行う人。船の出航を判断するために天候を調べる場合などにも使われました。

「日和見」は、もともとは空模様を調べること。今は、どちらが有利か様子を見て態度を決めないことにも使うんだ。

「日和見」には、天気を調べる意味もあるんだニャ。今の使い方とはずいぶん違うニャ!
【語源・由来】
「日和」は天気や空模様を意味し、「日和見」はもともと天気を見て風や波の状態を確かめることを表しました。そこから、形勢をうかがって自分の態度を決めるという意味にも使われるようになりました。戦国武将の筒井順慶が「洞ヶ峠」で有利な側を見定めたという話は後世の俗説であり、「日和見」という語そのものの起源ではありません。
【類義語】
ご都合主義、機会主義、形勢をうかがう、態度を保留する(①に近い表現)。「優柔不断」は決断できない性質を表し、必ずしも有利な側につこうとする「日和見」とは同じではありません。
日和見(ひよりみ)の使い方

健太くん、学級会でどちらの案に賛成するか決めた?

まだだよ。みんなが選びそうなほうに賛成しようかな。

それだと日和見になりそうね。二つの案のよいところを比べてみたら?

そうだね! 自分でも考えてから決めるよ。
日和見(ひよりみ)の例文
- 彼は会議で日和見を決め込み、どちらの案が優勢になるかをうかがっていた。
- 周囲の支持が集まるまで態度を決めない日和見的な姿勢を批判された。
- 大事な決定を前に、責任者は日和見を決め込んでいた。
- 昔の船乗りは、出航前に日和見をして風向きを確かめた。
- 港では、天候に詳しい人が日和見をして船の出発を判断した。











