未亡人【みぼうじん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
未亡人

【読み方】
みぼうじん

【意味】
(=まだ死なない人。もと、夫を失った妻の自称(ジショウ))。夫に死なれた女性(を呼ぶことば)。やもめ。寡婦(カフ)。後家(ゴケ)。

【語源由来】
古代中国での、夫に殉じる妻が、夫が死んでも生き残っているという恥の観念から由来されます。自ら未亡人(いまだ亡くならないもの)と称するときに使われました。
現在では夫に先立たれた妻の意味で周知されています。

【類義語】
寡婦(カフ・やもめ)・ヴィドー


未亡人(みぼうじん)の使い方

健太
ねぇ、ともこちゃん。うらのおばあちゃんが未亡人って呼ばれてたんだけど、どういう意味?
ともこ
未亡人ね。先に旦那さんに死なれちゃった女の人のことを言うのよ。
健太
ふぅん。じゃあ、先に奥さんに死なれちゃった男の人は何て言うの?
ともこ
鰥夫(かんぷ)って言うのよ。でも、両方ともご本人に言うことは大変失礼だからね。言っちゃだめよ健太くん。

未亡人(みぼうじん)の例文

  1. 彼女は丘の上の大きな屋敷に住む未亡人なんだそうだ。
  2. 戦時中は若い戦災未亡人ばかりだったらしく祖母の母もそうだったらしい。
  3. 父は僕が未亡人と結婚することに大反対した。
  4. 親子ほどの差の夫を持つ彼女が未亡人となり周りは財産目当てだと噂した。
  5. 昔の推理小説には未亡人が多く登場する。
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