木乃伊【みいら】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
木乃伊

【読み方】
みいら

【意味】
人間などの死体が腐敗(フハイ)せず、だいたいそのままの形でかわいてかたまったもの。人工的にミイラにしたものがエジプトなどに残る。

【語源由来】
「ミイラ」という音と「木乃伊」という表記と、別々の形で由来されます。まず音の「ミイラ」ですが、これはミイラを作るときに用いる薬の名前からきていてポルトガル語です。そして「木乃伊」ですが、これは中国語になります。中国の「輟耕録(てっこうろく・随筆集)」にミイラの作り方が載っており、その訳に現地では「(ミイラ)を木乃伊と呼ぶ」と記されています(発音不明)。これらが書物や来日したポルトガル人らから伝わり結びついたとされています。

【類義語】
即身仏


木乃伊(みいら)の使い方

健太
ともこちゃん。お父さんにこんなチケット貰ったんだけど一緒に行かない?
ともこ
あら、大英博物館の木乃伊が来る!ですって。でも、木乃伊展はちょっと不気味だわ…。
健太
人形だと思えばいいんだよ。いろんなタイプの木乃伊が見れるみたいだよ。
ともこ
そうねぇ、映画ならお付き合いできるけど実物はちょっとね。ごめんね、健太くん。

木乃伊(みいら)の例文

  1. 叔父は木乃伊の研究に人生を費やしている。
  2. 近所のお爺さんは木乃伊のようにやせ細っているがああ見えてマラソンの最高齢記録保持者だ。
  3. 博物館に展示されているエジプトの王妃の木乃伊を一目見たい。
  4. 幼いころ姉にうちの蔵には木乃伊が眠っているとからかわれていた。
  5. 世界各国の木乃伊が展示される展覧会に行ってきた。
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