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新嘗祭【にいなめさい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
新嘗祭

【読み方】
にいなめさい

【意味】
天皇が、その年に収穫(シュウカク)された新米などを神々にささげ、感謝する儀式(ギシキ)。十一月二十三日におこなわれる。しんじょうさい。

【語源由来】
『新嘗祭』とは宮中祭祀の一つで五穀豊穣を感謝する収穫祭です。「新」は新穀(その年はじめて実った稲穂)のことで、「嘗」はご馳走の意味があります。また、起源として西暦六四二年の飛鳥時代に始まったと日本書紀に記されています。万葉集にもこの祭りのことだろうと思われる和歌の存在もあります。

祭祀・国家と国民の安寧と繁栄を天皇が祈り捧げることです。

【類義語】
新嘗祭(しんじょうさい)・大祭


新嘗祭(にいなめさい)の使い方

健太
ねぇ、ともこちゃん。僕、また一つ勉強になったことがあるんだ。

ともこ
あら、何かしら?

健太
先生に教えてもらったんだけど、各地で色々な収穫祭はあるけれど、新嘗祭っていう大祭は古来からある儀式なんだよ。

ともこ
あら。じゃあ健太くん、これは知ってるかしら?新しい天皇が即位した年は大嘗祭(だいじょうさい)って言われてるのよ。

新嘗祭(にいなめさい)の例文

  1. 今日の空は晴れ渡り曇りのない心で新嘗祭の一日を過ごせそうだ。
  2. 源氏物語にも新嘗祭の記述があり驚いている。
  3. 国民には新嘗祭ではなく勤労感謝の日として周知されている十一月二十三日。
  4. 新嘗祭が過ぎると年明けまでもうすぐだ。
  5. 新嘗祭という祭祀を国民は見学することは出来るのだろうか。
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