追体験【ついたいけん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
追体験

【読み方】
ついたいけん

【意味】
読んだり聞いたりして知った他人の体験を、自分の体験としてとらえなおすこと。「小説の中のできごとを―する」

【語源由来】
「追」には、他人のしたことや同じ種類のことをもう一度するという意味があります。「体験」は言わずもがな自分で実際に経験することですので、他人の経験を自分の経験として取り入れるときに用いります。

【類義語】
疑似体験・シュミレーション


追体験(ついたいけん)の使い方

健太
それにしても。ともこちゃんはどんな相談をしても答えてくれるけど、どうしてそんなに経験豊富なの?
ともこ
いやね、おばあさんみたいに言わないでよ。でも、思い当たるとしたら読書かな?作者や登場人物の思いに触れて追体験することで想像力が鍛えられるの。
健太
ふーん。やっぱり僕みたいに流し読みではいけないね。
ともこ
それでも興味を持ったことばが一つぐらいあるでしょう?それでいいんじゃないかしら。

追体験(ついたいけん)の例文

  1. 戦争の語り部である祖母の話に戦争の恐怖を追体験し、命の尊さを知る。
  2. 大層に追体験空間生成装置というが、VRのことでしょう?
  3. この映画を観て未来の危急存亡を追体験できたので備えはばっちりだ。
  4. 小説での追体験で懐かしいと思ってしまった場所がみんな一つでもあるはずだ。
  5. 人間一人では経験できることは限られると思うので追体験することは猿真似ではなく大切なことだと思う。
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