前哨戦【ぜんしょうせん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
前哨戦

【読み方】
ぜんしょうせん

【意味】
前哨でおこなわれる(小さな)戦い。前衛戦。本格的な活動に先立っておこなわれる、手はじめの活動。

【語源由来】
いまでは、スポーツの場面で使われることばですが、もとは戦争時に使われており、会戦(本番のようなもの)前に両軍の前哨同士の戦いのことを指しました。「前哨戦」に使われる「哨」の字には物見・見はりという意味が含まれています。そして英語で「トライアル」という単語を見かけますが、こちらは、試すという意味があり、スポーツにおいて「前哨戦」と訳されます。これらから考えると、抜かりなく本番を行うための調整の戦いの意味合いで使われているようです。

【類義語】
第一戦・第一回戦・初戦


前哨戦(ぜんしょうせん)の使い方

ともこ
さあ!今日も一日、元気に学ぶわよ!!
健太
ともこちゃんって、どうしてそんなに勉強が好きなの?頭が痛くならない?
ともこ
健太くん、本当の人生っていうのはね、大人になってからなのよ。それまでに取得できるスペックは取り込んでおかないと!!
健太
いまは本当の人生のための前哨戦って訳か…。でも、そんなもの無くてもともこちゃんのバイタリティだけで良い人生を歩めると思うよ。

前哨戦(ぜんしょうせん)の例文

  1. 今週末から始まるセールは夏のバーゲンの前哨戦となるため気合を入れていきましょう。
  2. 伏見城といえば、関ケ原の戦いを思い起こすが、あれは前哨戦だったか。
  3. 父がボクシングの世界前哨戦を観るために動画配信サービスを契約していた。
  4. ジーワンレースも前哨戦もクラシックレースに出るための大切なレースだ。
  5. これから宴会だというのに、部長が立ち飲み屋に入り「この後の宴会の前哨戦だ」と豪語するので、今日の宴会は荒れる予感がする。
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