雪月花【せつげつか】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
雪月花

【読み方】
せつげつか

【意味】
ゆきとつきとはな。四季の代表的なながめ。せつげっか。

【語源由来】
唐の詩人、白居易(はくきょい)の「雪月花時最憶名」という詩から由来されます。この詩は部下を想っての一句ですが、部下と杭州という場で雪や月や花の美しい景色を目にして過ごした日々を懐かしく思って長安で書いた一句のようです。

【類義語】
花鳥風月


雪月花(せつげつか)の使い方

健太
今日は社会の先生にすっごくきれいな街並みの写真を見せてもらったんだ。青い海とー白い建物でー。
ともこ
分かった‼ギリシャの街並みでしょう⁉
健太
えー。ともこちゃん、これだけで分かるの?正解!ギリシャ好きなの?
ともこ
そうねぇ。ギリシャも素敵だけど日本の雪月花の移ろいには負けると思うのよね。私は日本の景色が一番ね。

雪月花(せつげつか)の例文

  1. 雪月花も三幅対の例えによくあげられる。
  2. 日本の雪月花の風景を目にして愛しい人の顔が浮かんだ。
  3. 祖父は葛飾北斎の雪月花隅田が好きで飽きずに毎日眺めている。
  4. 雪月花の表現も素敵だが古来の花鳥風月こそ日本の四季だと思う。
  5. 日本三名園の兼六園・後楽園・偕楽園はまさに雪月花の如くだ。
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