著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

沈博絶麗【ちんぱくぜつれい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
沈博絶麗

【読み方】
ちんぱくぜつれい

【意味】
文章などの意味や内容が深遠で広く表現が甚だ美しいこと。

【語源・由来】
「沈」は深いという意味。「絶」はこの上なく、非常にという意味。

【典拠・出典】
揚雄「答劉歆書」

沈博絶麗(ちんぱくぜつれい)の使い方

健太
夏休みの読書感想文のために、初めて夏目漱石の「こころ」を読んだんだ。
ともこ
へえ。素晴らしかったでしょう。
健太
沈博絶麗とはこの本のためにあるんじゃないかと思うくらい美しい文章で深い内容だったよ。
ともこ
日本人なら一度は読んでおきたい本よね。

沈博絶麗(ちんぱくぜつれい)の例文

  1. 日本語の乱れが叫ばれるようになり、沈博絶麗な名文といえる本は最近見かけなくなりました。
  2. とっつきにくいかもしれませんが、ベストセラーよりロングセラーの古典のほうが沈博絶麗、心にしみる本が多いです。
  3. 沈博絶麗だったこの作品が、選考委員全員一致で受賞が決まりました。
  4. ともこちゃんの作品は沈博絶麗、ほかの追随を許さないすぐれた文章です。
  5. 沈博絶麗な文章で書かれたこの本は、読むたびに新しい発見がありうっとりします。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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