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縦横無尽【じゅうおうむじん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

縦横無尽

縦横無尽の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
縦横無尽

【読み方】
じゅうおうむじん

【意味】
あらゆる方向に、思うまま自由自在に動いたり、能力を存分に発揮したりする様子。

四字熟語の博士
「縦横無尽」は、あちこちに自由自在に動いたり、思う存分に力を発揮したりする様子だよ。人が走り回る動きだけでなく、筆の運び方や発想、議論の展開などにも使えるんだ。何でも勝手にしてよいという意味ではないよ。
助手ねこ
ニャルほど! 図工の時間に、画用紙いっぱいに筆を自由自在に走らせる様子も「縦横無尽」なんだニャ。オラ、のびのびと力を発揮しているところが大切だと思うニャン!

【語源・由来】
「縦横」はもともと縦と横のこと。そこからあらゆる方向、さらに自由自在という意味になった。「無尽」は限りがないこと。二つを合わせて、さまざまな方向へ思う存分に活動する様子や、力を自在に発揮することを表す。

【典拠・出典】
-

【類義語】
・縦横無隅(じゅうおうむぐう)
・縦横無碍(じゅうおうむげ)
・自由自在(じゆうじざい)
・縦横自在(じゅうおうじざい)

※「縦横無礙」「縦横無隅」「縦横自在」は、妨げられず自由自在に振る舞う意味で近い言葉。「自由勝手」は自分の都合だけで好きにする意味合いがあり、「縦横無尽」とは必ずしも同じではない。

【英語訳】
freely in all directions(あらゆる方向に自由に)
move about freely(自由に動き回る)
range far and wide(広い範囲を動き回る)

英語例文
その選手はコートを縦横無尽に駆け回った。
The player moved freely all over the court.

彼女は想像力を生かし、縦横無尽に物語を展開した。
She let her imagination range freely as she developed the story.

縦横無尽(じゅうおうむじん)の解説

カンタン!解説
解説

「縦横無尽」は、あらゆる方向に自由自在に動いたり、力や才能を存分に発揮したりすることを表す言葉だよ。

「縦横」は縦と横、そこから四方八方や自由自在という意味。「無尽」は限りがないこと。合わせて、動きや働きが一方向に限られず、思いのままに広がる様子を表すんだ。

たとえば、選手がコートのあちこちを走り回るときにも、書道家が紙の上に自由な筆運びで字を書くときにも使えるよ。実際に上下左右に移動する場合だけでなく、能力を自在に発揮する場合にも合うんだ。

「縦横無尽に活躍する」といえば、さまざまな場面で力を発揮し、のびのびと活躍すること。「縦横無尽に駆け回る」「縦横無尽に筆を走らせる」などの言い方も自然だよ。

縦横無尽(じゅうおうむじん)の使い方

健太
ともこちゃん、図工室に飾ってあった大きな絵、見た?
ともこ
見たわ! 美術クラブの先輩が、大きな紙に勢いよく筆を走らせて描いたそうよ。
健太
あんなふうに筆を縦横無尽に走らせるなんて、かっこいいなあ! ぼくも描いてみたいよ!
ともこ
いいわね! でも絵の具は紙の上にね。健太くん、さっき机まで塗りそうになってたわよ!

縦横無尽(じゅうおうむじん)の例文

例文
  1. その選手はコートを縦横無尽に駆け回り、攻守にわたって活躍した。
  2. 作家は豊かな想像力を生かし、物語を縦横無尽に展開した。
  3. 鳥たちは空を縦横無尽に飛び回り、群れになって方向を変えた。
  4. 彼女は幅広い知識を生かし、議論を縦横無尽に展開した。
  5. 画家は大きなキャンバスに縦横無尽に筆を走らせ、色鮮やかな作品を描き上げた。

縦横無尽の文学作品などの用例

  1. 恐らくは部屋一面を舞台にして縦横無尽に地団太踏んでいるものらしい猛烈な物音であった。<坂口安吾・黒谷村>
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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