著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

頭童歯豁【とうどうしかつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
頭童歯豁

【読み方】
とうどうしかつ

【意味】
年寄りの様子。老人のこと。または、年老いていくこと。

【語源・由来】
「頭童」は子どもの坊主頭から転じて、頭髪がなくなること。「歯豁」は歯と歯の間がひらいてまばらになるという意味。

【典拠・出典】
韓愈「進学解」

【類義語】
・歯豁頭童(しかつとうどう)

頭童歯豁(とうどうしかつ)の使い方

ともこ
健太くんのおじいちゃんは、今日の運動会に来ているの?
健太
うん。あそこで走っている頭童歯豁が僕のおじいちゃんだよ。
ともこ
すごく元気ね。一等賞でゴールしたじゃないの。
健太
おじいちゃんはジム通いが趣味で、年の割に元気なんだよ。

頭童歯豁(とうどうしかつ)の例文

  1. 頭童歯豁が住みやすい国になれば、すべての人にとって住みやすい国だと思います。
  2. 健太くんは、杖を突きながら乗ってきた頭童歯豁に座席を譲りました。
  3. 警察は中肉中背の80歳くらいの男性の頭童歯豁を探しているそうですが、気温が下がりそうなので早く見つかるといいのですが。
  4. 彼は演歌界の王子様といわれていて、頭童歯豁のアイドルなんです。
  5. 孫らしき小さな子供と頭童歯豁が手をつないで歩いていました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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