著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

灯火可親【とうかかしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
灯火可親

【読み方】
とうかかしん

【意味】
涼しい秋は、あかりの下で読書するのに適しているということ。初秋の好季節の形容。

【典拠・出典】
韓愈「符読書城南-詩」

【類義語】
新涼灯火(しんりょうとうか)

灯火可親(とうかかしん)の使い方

健太
ともこちゃん。今年も残暑が厳しかったけれども、すっかり秋らしくなったね。
ともこ
そうね。灯火可親の良い季節よね。
健太
暑い夏だと本を読む気にもなれなかったもんね。
ともこ
確かに、脳みそまで溶けそうな暑さだったわよね。

灯火可親(とうかかしん)の例文

  1. 灯火可親の最高の季節がようやくめぐってきたので、久しぶりに図書館に足を運びました。
  2. 秋の夜長は灯火可親、秋風を感じながら本を読む時間は贅沢なものです。
  3. 灯火可親の候になると、神田の古書街に無性に行きたくなります。
  4. 秋は灯火可親、鈴虫のなく声をバックコーラスに読書に没頭します。
  5. 一年で一番過ごしやすい秋は灯火可親、例年ならば読書に勉強にスポーツに、色んなことにがんばる気力がわく季節なのに、酷暑による夏バテのせいで何もする気になれません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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