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慈悲心鳥【じひしんちょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
慈悲心鳥

【読み方】
じひしんちょう

【意味】
カッコウ目の鳥、ジュウイチの別名。夏の季語。

【語源・由来】
オスの鳴き声が「慈悲心」と聞こえることから。

【典拠・出典】

慈悲心鳥(じひしんちょう)の使い方

健太
慈悲心鳥が飛んでいるよ。
ともこ
あっ。本当だ。ジュウイチ、ジヒシンってないている。慈悲心鳥って自分で子育てをしないのよね。オオルリやコルリ、ルリビタキの巣に托卵するのよね。
健太
そうなの?他の鳥に子育てをさせるの?ともこちゃんはそんな母親にならないでね。
ともこ
なるわけないでしょう!

慈悲心鳥(じひしんちょう)の例文

  1. 慈悲心鳥は渡り鳥で、夏になると日本にやってくるので、夏を告げる鳥として夏の季語になっています。
  2. 木枯らしが吹き始めたから慈悲心鳥がそろそろ南方に渡っていく季節だなあ。
  3. 健太くんは、前田普羅氏作の慈悲心鳥おのが木魂に隠れけりと言う句が好きです。
  4. 初めて聞く慈悲心鳥の鳴き声は、本当にジヒシンときこえました。
  5. あの灰色の鳥は、慈悲心鳥に違いない。

まとめ

慈悲心鳥は、主に標高が高めの山地の広葉樹林に生息しています。名前はオスの鳴き声に由来していて、ジウイッチーィと繰り返しながら、次第に早くなりジュビビビビと鳴きます。


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