【四字熟語】
右賢左戚
【読み方】
ゆうけんさせき
【意味】
親戚のものを低い地位(左)におき、賢者を高い地位(右)におくこと。漢代は右を尊ぶのに対し、左をいやしいものとした。
【語源・由来】
「戚」は親戚・一族・みうち。
【典拠・出典】
『漢書』「文帝紀」
【類義語】
・左戚右賢(させきゆうけん)
右賢左戚(ゆうけんさせき)の使い方
今の国会は二世、三世議員が多いよね。
そうね。右賢左戚であるべきよね。
遠縁同士の議員がいて優遇しあったりしているもんね。
こんなんじゃいつまでたっても美しい国にはならないわよね。
右賢左戚(ゆうけんさせき)の例文
- 右賢左戚をモットーとしているので、創業家じゃなくてものし上がるチャンスはあります。
- 親族としての情に流されることなく、右賢左戚を貫きたいと思う。
- 右賢左戚の思想がない会社は、遅かれ早かれ倒産するでしょう。
- 右賢左戚の大切さは理解できるけれども、僕が一から立ち上げた会社は息子に譲りたい。
- 社長は人事を行うに当たって、右賢左戚を大事と考えていて、日ごろの部下の行動をちゃんと見て然るべき配置を行っています。