【四字熟語】
融通無碍
「融通無碍」とも書く。
【読み方】
ゆうずうむげ
日本漢字能力検定
1級【意味】
何かにこだわることがなく、思考や行動が自由であること。「融通」は物事が停滞することなく順調に進むこと。「無礙」は障害になるものがないという意味。
【類義語】
・無礙自在(むげじざい)
・融通自在(ゆうずうじざい)
融通無碍(ゆうずうむげ)の使い方

健太くんは、融通無碍な性格だから、あまり人ともめないわよね。

そうだね。その場の雰囲気に合わせて会話するのは得意だね。

友達とはうまくやれるのに、先生によく呼び出されて怒られているわよね。

ああ。あれは毎日宿題をやってこない僕が悪いんだよね。僕は自由人だから宿題に縛られたくなくて。あはは。
融通無碍(ゆうずうむげ)の例文
- 頑固で融通が利かない人間になりたくない、水のように融通無碍に生きて行きたいと思っている。
- 子供たちが成長し手が離れ、融通無碍になり、老いを楽しんでいます。
- マティスとピカソはもともと遊びが好きで、年を経るごとに融通無碍の境地に達しました。
- 若いころは、自分の信念を捨てることができず、融通無碍に対処することができなかった。
- 彼は、小さい事にこだわらないし、融通無碍に事を処理する。