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残編断簡【ざんぺんだんかん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
残編断簡

【読み方】
ざんぺんだんかん

日本漢字能力検定
5級

【意味】
書物の切れ端。

【語源・由来】
「残編」は散逸した残りの本。「断簡」は切れぎれになった書き物。断片の文書。

【典拠・出典】

【類義語】
断簡零墨(だんかんれいぼく)

残編断簡(ざんぺんだんかん)の使い方

健太
ともこちゃん。ごめんなさい。誤ってともこちゃんの教科書を破ってしまったよ。
ともこ
あらまあ。残編断簡はどこにあるの?
健太
これ修理できるの?
ともこ
もちろん元通りにはならないけれども、勉強に支障がないくらいにはできるわよ。だから気にしないで。

残編断簡(ざんぺんだんかん)の例文

  1. 貴重な本を間違ってシュレッダーにかけてしまい、残編断簡だらけになってしまいました。
  2. このページが破れている、残編断簡がないから物語の一番いいところが読むことができない。
  3. 残編断簡の文章が博物館にのこされているので、何となくですが全体像を想像することは可能です。
  4. 小さい子が本を楽しそうに破き、残編断簡を手に笑っていました。
  5. 今回発見された残編断簡に、平安時代の暦が記載されているので、これは平安時代に書かれたものではないかと考えられています。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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