一狐之腋の意味(出典)
【四字熟語】
一狐之腋
【読み方】
いっこのえき
【意味】
貴重なもののたとえ。一匹の狐の脇の下からわずかしか取れない白くて美しい毛皮の意。また、希少なという意から直言の士のたとえ。
それって、「めっちゃレアなものやねんな」ってことやんか。
狐の脇の下の毛皮がめちゃんこきれいでも、それをゲットするのが大変やから、めっちゃ貴重なんやな。
それと同じで、真っ直ぐな意見を言ってくれる人も、なかなかおらんから、尊い存在やな。
狐の脇の下の毛皮がめちゃんこきれいでも、それをゲットするのが大変やから、めっちゃ貴重なんやな。
それと同じで、真っ直ぐな意見を言ってくれる人も、なかなかおらんから、尊い存在やな。
【典拠・出典】
『意林』「二引・慎子」
一狐之腋(いっこのえき)の解説
カンタン!解説
「一狐之腋」って、ちょっと変わった言葉だよね。この四字熟語の背景を知ると、もっと面白く感じるかもしれないよ。
想像してみて。昔々、狐の毛皮は、とても価値があって、特に狐の脇の下の部分の毛皮は白くて美しいから、超レアアイテムだったんだ。それが「一狐之腋」の元となる部分。だから、この言葉を使うと、「すごく貴重なもの」や「めったにないもの」という意味になるんだ。
でも、この言葉の使い方は、ただの物だけじゃなくて、人に対しても使われるんだよ。特に、他の人たちとは違って、自分の考えをしっかり持って、正直に物事を言うような人を指して使うこともある。なぜかっていうと、そういう人って、めったにいなくて、とても貴重だから。つまり、そういう人も「一狐之腋」と同じくらい、レアで貴重な存在として見られているんだよ。
この言葉の背景や意味を知ると、日常の中でどんな場面で使えるのか、もっとイメージが湧くよね。
一狐之腋(いっこのえき)の使い方
ともこちゃん。見て。テストで100点をとったんだよ。
まあ。すごいわ。一狐之腋ね。額縁に入れてかざってもらわないといけないわね。
本当だよ。いつも0点ばかりだったから、まさに一狐之腋だよ。
またとれればいいわね。
一狐之腋(いっこのえき)の例文
- 一狐之腋、いつも笑わないともこちゃんがとても素敵な顔で笑ったので、僕にとっては宝物だ。
- 一狐之腋、その初版本は、ファン垂涎の的で、この世に二冊しか残っていません。
- 一狐之腋、彼の音声データが残っていて、ファンから見ても、歴史的に見ても価値があるものです。
- 一狐之腋、フィギュアスケートの最前列の席のチケットなんて、超プレミアムチケットじゃないか。
- 一狐之腋、蔵に眠っていた茶碗は国宝になるかもしれないような茶碗でした。
また、この言葉は、希少で直言するような人を表すたとえにも使われるんだ。