著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

不羈奔放【ふきほんぽう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
不羈奔放

【読み方】
ふきほんぽう

【意味】
なにものにもとらわれることなく、自分の思うままに振る舞うこと。

【語源・由来】
「奔放」は束縛されず思うままに振る舞うこと。「羈」はつなぎとめることで、「不羈」はなにものにも束縛されないという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
自由奔放(じゆうほんぽう)
奔放不羈(ほんぽうふき)

不羈奔放(ふきほんぽう)の使い方

ともこ
不羈奔放な健太くんは、この学校の厳格さがつらいでしょう?
健太
そうなんだ。あれもダメこれもダメって、校則でがんじがらめにされているようで息苦しいんだ。
ともこ
確かに厳しすぎるわよね。
健太
もっと生徒の自主性を信用して校則を撤廃してほしいよ。

不羈奔放(ふきほんぽう)の例文

  1. 家に縛られることなく不羈奔放に生きることができる君がうらやましいんだ。
  2. 不羈奔放な彼女の演奏は、賛否が分かれますが、私はのびのびとしたこの演奏が好きです。
  3. 健太くんは不羈奔放な発言をしているように見えますが、相手を傷つけることは絶対しないように気を付けているんですよ。
  4. 健太くんは不羈奔放なともこちゃんに振り回されっぱなしです。
  5. 猫は不羈奔放な生活をしているように見えるから、時に猫になりたいと思う。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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