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一切有情【いっさいうじょう】の意味と使い方や例文(類義語)

一切有情の意味(類義語)

意味

【四字熟語】
一切有情

【読み方】
いっさいうじょう

【意味】
この世の生あるものすべて。生きとし生けるもの。特に、人をいう。仏教の語。「一切」はすべての意。

四字熟語の博士
「一切有情」という四字熟語は、この世に存在するすべての生き物や生命を指す言葉なんだ。
すべての生きているもの、という意味が込められているよ。
助手ねこ
ええっと、それは「この世にいる生きものみんな」ってことやんか。
人も動物も魚も虫も、みんな含んでるんやな。
これは、「生きてるすべてのものに感謝や尊重を」って思わせてくれる言葉やわ。

【典拠・出典】

【類義語】
一切衆生(いっさいしゅじょう)

一切有情(いっさいうじょう)の解説

カンタン!解説
解説

「一切有情」とは、仏教の用語で、文字通りに解釈すると「一切」は「すべて」、そして「有情」は「生命を持つもの」という意味。したがって、「一切有情」はこの世に存在するすべての生きている存在、すなわち動物や人間、さらには仏教の教えによると様々な存在の領域(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天)に生きるすべての生き物を指すよ。

仏教の中で「一切有情」は非常に重要な役割を持っているんだ。仏陀の教えは、すべての生き物に平等に適用され、すべての生き物が苦しみから解放されることを目指しているのさ。これは「四苦八苦」や「四諦」といった仏教の基本的な教えに関連しているんだ。

例えば、仏陀が「仏道」を説く際には、「一切有情を渡り、涅槃の彼岸へ導く」という誓願を持っていたの。これは、仏陀がすべての生命、つまり「一切有情」の救済を誓ったということを意味しているよ。

「一切有情」とは、すべての生きている存在を意味し、仏教の中では平等に救済を受けるべき存在として非常に重要な位置を占めている。仏教の教えや修行の中で、他者への共感や慈悲の心を育むためには、すべての生命を等しく大切にするという考え方が根底にあるんだね。

一切有情(いっさいうじょう)の使い方

ともこ
髪の毛や肌の色で差別する人たちが、この地球上にたくさんいるわよね。
健太
残念なことに、少なくないね。
ともこ
一切有情、皆が仲良く暮らせる世界を作ることはできないかしら。
健太
僕たちが大人になった時にそういう世の中になるように頑張ろうよ。

一切有情(いっさいうじょう)の例文

例文
  1. 一切有情、すべての人に憐れみを持って生きていきましょう。
  2. 一切有情、皆、誰かに助けられながら生きているのです。
  3. 一切有情、迷惑を掛けずに大きくなった人間はいないので、誰かに頼ることや失敗することを恥ずかしがってはいけません。
  4. 一切有情、自分の敵も愛せるようになりましょう。
  5. 一切有情、いろんな人とつながって成り立っている世の中なので、好き嫌いで分けたり、自分勝手に壁を作ったりしてはいけません。

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