一糸一毫の意味(語源由来・出典・類義語)
【四字熟語】
一糸一毫
【読み方】
いっしいちごう
【意味】
ごくわずかなこと。
あー、それって「ちっちゃいことや、本当に少しだけの差」ってことやんな。
たとえば、「あのね、このおもちゃとあのおもちゃ、見た目はそっくりやけど、実は一糸一毫の違いがあるんやで」とか、そういうときに使うんやな。
少しの違いも大事やね。
たとえば、「あのね、このおもちゃとあのおもちゃ、見た目はそっくりやけど、実は一糸一毫の違いがあるんやで」とか、そういうときに使うんやな。
少しの違いも大事やね。
【語源・由来】
「一糸」も「一毫」もごくわずかなもののたとえ。一般的な用例では、「一糸一毫無駄にしない」というように、一糸一毫の後に否定の表現を伴う形になる。
【典拠・出典】
『二刻拍案驚奇』「二四」
【類義語】
・一分一厘(いちぶいちりん)
一糸一毫(いっしいちごう)の解説
カンタン!解説
「一糸一毫」という言葉は、本当にちょっとしたこと、微々たることを示す言葉なんだよ。
「一糸」と「一毫」の二つの部分があって、どちらも「とても少ないもの」という意味があるんだ。「一糸」っていうのは一本の糸のことで、「一毫」はちょっとした細かいものを指す言葉だよ。
よく使われる言い方として、「一糸一毫無駄にしない」というのがあるんだ。これは、本当にちょっとしたことも無駄にしない、全て大事にするっていう意味だよ。
例えば、お金を使うときに、1円もムダにしないって言いたいときや、勉強するときに、1分1秒も無駄にしないって言いたいときに、この「一糸一毫無駄にしない」という言葉を使うことができるんだよ。
一糸一毫(いっしいちごう)の使い方
ともこちゃんの書く資料には、一糸一毫のミスも無いよね。
そんなことないわよ。なんども推敲しているからよ。
そうなんだね。ともこちゃんも陰では努力をしているんだね。
そうよ。どんな人でも成功の裏には努力があるものよ。
一糸一毫(いっしいちごう)の例文
- 一糸一毫、ごはん粒を残してはいけないと祖母に教えられました。
- 一糸一毫、無駄にせず、破れた服はすぐに捨てないで、足ふきマットにしたり雑巾にします。
- 一糸一毫無駄にしない気持ちが、100年もの間、店を続けてくることが出来た秘訣だと思います。
- 一糸一毫の誤差も許されませんよ。
- 一糸一毫の隙も見せられない。
極めて微小なものや差を指すんだ。