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一士諤諤【いっしがくがく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

一士諤諤の意味(語源由来・出典)

意味

【四字熟語】
一士諤諤

【読み方】
いっしがくがく

【意味】
多くのものがおもねり追従している中で、一人だけおそれはばからずに直言すること。

四字熟語の博士
「一士諤諤」という四字熟語は、周りが皆、流されて従っている中で、一人だけが勇気を持って真実を語ることを意味しているんだよ。
他の人たちが従順になっている中で、自分の意見や信念を堂々と述べるということだ。
助手ねこ
ほぉ〜、それは「みんなが同じ方向を向いてる中で、自分だけが違う意見を言う」ってことやな。
たとえ周りが何と言おうとも、自分の信じることをしっかりと話すってこと。
この言葉、自分の意見を大切にすることを教えてくれるんやね!

【語源・由来】
「諤諤」ははばかることなくありのまま是非善悪をいうこと。

【典拠・出典】
史記』「商君伝」

一士諤諤(いっしがくがく)の解説

カンタン!解説
解説

「一士諤諤」という四字熟語は、特定の状況や集団の中で、大勢の人々が迎合しているか、特定の意見や考え方に無批判に従っている中、一人だけが異なる意見を持っていて、それをはばからずに表現する様子を指すよ。

「一士」は「一人の人」や「たった一人の勇敢な人」を指す。ここでの「士」は、一般的に「人」や「者」といった意味で使われることが多いよ。「諤諤」は、遠慮しないで、真実を語ることを指す。たとえば、ある問題や状況に関して、他の人々が遠慮して言わないようなことでも、正直に、そして勇気を持って表現することを示しているよ。

たとえば、会社の会議で全員が上司の意見に賛成している中、たった一人の社員が異なる意見を持ち、それを正直に表現する場面。この社員の行動は「一士諤諤」と評価されるね。

「一士諤諤」は、一般的な意見や流れに逆らって、自分の考えをはっきりと言う勇気のある人の行動を称える言葉として使われるんだ。そのため、この四字熟語は、独自の意見を持ち、それを恐れずに表現する人の姿勢を評価するときに使用することが多いよ。

一士諤諤(いっしがくがく)の使い方

健太
あの会社の経営が傾き始めているんだよ。
ともこ
へえ。お客さんがたくさん来て賑わっていたのにね。
健太
社長がイエスマンが大好きで、一士諤諤の社員をやめさせたんだって。
ともこ
ああ。なるほど。それはつぶれるわね。

一士諤諤(いっしがくがく)の例文

例文
  1. 一士諤諤、ともこちゃんは、納得がいかないときは、必ず、僭越ながらと言って進言する勇気ある子です。
  2. 一士諤諤、不正を不正とはっきり言ったら、パワハラを受けました。
  3. 一士諤諤、このまま黙っていることは会社のためにも良くないと思うので進言させていただきますと彼は部長に言いました。
  4. 一士諤諤、彼は勇気をもって正しいことを言ったのに、プライドが高い上司は聞き入れなかったんです。
  5. 一士諤諤、私はこの会社が大好きなので、社長とは言え、明らかに間違っていることを見逃すわけにはいきませんと会議で発言しました。

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