【四字熟語】
一士諤諤
【読み方】
いっしがくがく
【意味】
多くのものがおもねり追従している中で、一人だけおそれはばからずに直言すること。「諤諤」ははばかることなくありのまま是非善悪をいうこと。
【語源・由来】
「史記」商君伝より。
一士諤諤(いっしがくがく)の使い方

あの会社の経営が傾き始めているんだよ。

へえ。お客さんがたくさん来て賑わっていたのにね。

社長がイエスマンが大好きで、一士諤諤の社員をやめさせたんだって。

ああ。なるほど。それはつぶれるわね。
一士諤諤(いっしがくがく)の例文
- 一士諤諤、ともこちゃんは、納得がいかないときは、必ず、僭越ながらと言って進言する勇気ある子です。
- 一士諤諤、不正を不正とはっきり言ったら、パワハラを受けました。
- 一士諤諤、このまま黙っていることは会社のためにも良くないと思うので進言させていただきますと彼は部長に言いました。
- 一士諤諤、彼は勇気をもって正しいことを言ったのに、プライドが高い上司は聞き入れなかったんです。
- 一士諤諤、私はこの会社が大好きなので、社長とは言え、明らかに間違っていることを見逃すわけにはいきませんと会議で発言しました。