【四字熟語】
嘔啞嘲哳
【読み方】
おうあちょうたつ
【意味】
洗練されていない、調子の狂った乱雑な音のこと。また、小さな子どもたちが、やかましく騒ぎ立てている声のこと。
【語源・由来】
「嘔啞」は、調子はずれの管弦の音。「嘲哳」は、鳴り物の音の調子はずれで下品な樣のこと。
【典拠・出典】
白居易「琵琶行」
嘔啞嘲哳(おうあちょうたつ)の使い方
うわあ。これはひどい嘔啞嘲哳だね。耳を塞ぎたくなるよ。
本当ね。誰がこんな調子の外れた歌を歌っているのかしら?
あっ。僕の父さんが、ステージに上がって歌っている。
あっ。本当だわ。健太くんのお父さんだ。
嘔啞嘲哳(おうあちょうたつ)の例文
- 嘔啞嘲哳に不快感を覚え、保育園建設に反対する意見があります。
- 隣の子がバイオリンを習い始め、毎日、彼女の練習中は、嘔啞嘲哳に苦しめられています。
- 近所の三人兄弟は、いつも喧嘩をしていて、嘔啞嘲哳、相当うるさくて騒音レベルだと思います。
- 結成したばかりの金管バンドは、まだまとまりが悪く、嘔啞嘲哳にしか聞こえませんでした。
- お店の中で流れていた曲は、不協和音の連続で、嘔啞嘲哳でした。