【四字熟語】
鶴翼之囲
【読み方】
かくよくのかこみ
【意味】
左右に長く広がった陣形をめぐらすこと。
【語源・由来】
「鶴翼」は鶴が翼を広げたときのように、左右に長く張りだした陣形。
【典拠・出典】
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【類義語】
・鶴翼之陣(かくよくのじん)
・魚鱗鶴翼(ぎょりんかくよく)
鶴翼之囲(かくよくのかこみ)の使い方
昨日のサッカーの試合は、なんだか不思議な配置をしていたわね。
鶴翼之囲って言うんだ。防御には最適な陣形なんだよ。
じゃあ、昨日の試合は、攻めることより防御に力を入れていたのね?
相手が最強のチームだったから一点でも取られたらチームの士気が落ちるからね。だから防御に徹したんだよ。
鶴翼之囲(かくよくのかこみ)の例文
- 鶴翼之囲は、防御に非常に適した陣形です。
- 鶴翼之囲は、兵力に差がある時に、なるべく兵の損失を出さないように考えられた策なのです。
- 鶴翼之囲は、突撃してきた敵軍に対して集中攻撃を加えながら、味方の被害を抑えることができる陣形です。
- 関ケ原の合戦では、石田勢が鶴翼之囲を陣形として採用していたそうです。
- 三方ヶ原の戦いで、徳川勢は鶴翼之囲を採用し、魚鱗の陣の武田勢に負けました。