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家鶏野雉【かけいやち】の意味と使い方や例文(故事・出典・類義語)

【四字熟語】
家鶏野雉

「家鷄野雉」とも書く。

【読み方】
かけいやち

【意味】
ありふれた古いものを遠ざけて、珍しく新しいものを大切にすること。「雉」はきじ。家で飼っている鶏を嫌って、野性のきじを好むこと。

【故事】
中国晋代の庾翼は、はじめ王羲之と名を等しくするほどの書の大家であったが、のち、王羲之の名声が大いに上がり、人々は次第に王羲之の書を学ぶようになった。そこで庾翼が友人に送った手紙の中で、自分を家鶏に王羲之を野雉になぞらえ、世の人々が家鶏を卑しみ野雉を愛しているのを嘆いた故事から。

【典拠・出典】
太平御覧』九一八引『晋書』

【類義語】
家鶏野鶩(かけいやぼく)

家鶏野雉(かけいやち)の使い方

ともこ
健太くん。なんだか機嫌が悪いわね。
健太
そうなんだ。家鶏野雉なんだ。弟が生まれてから、父さんや母さんだけじゃなく、おばあちゃん達まで弟のことばかりなんだ。
ともこ
それはしょうがないわよ。健太くんだって、大きい猫より子猫の方が可愛いって思うでしょう?
健太
そうだけど、寂しいんだよー。

家鶏野雉(かけいやち)の例文

  1. 家鶏野雉、少し前までパンケーキがもてはやされていたのに、今ではグルテンフリーが主流で売れなくなってしまいました。
  2. 家鶏野雉の傾向が強い彼は、新しいものに飛びつき、あとでカードの明細を見て後悔しています。
  3. 家鶏野雉の彼女は、新製品と聞けばすぐにコンビニに買いに走ります。
  4. この家の家具のほとんどが、家鶏野雉の彼が、飽きて捨てたものをもらったものです。
  5. 家鶏野雉の彼女は、流行に振り回されています。

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