【四字熟語】
帰命頂礼
【読み方】
きみょうちょうらい
【意味】
地に頭をつけて礼拝し、深く帰依の情をあらわすこと。心から仏に帰依すること。
【語源・由来】
「帰命」は命懸けで仏の教えを信じて従うこと。「頂礼」は古代インドで最高の敬礼で、頭を地に着けて行う礼のこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・帰命稽首(きみょうけいしゅ)
・南無三宝(なむさんぼう)
帰命頂礼(きみょうちょうらい)の使い方
とても信仰が厚い仏教徒の友人が、急に帰命頂礼、いわゆる五体投地して、仏様に祈りを捧げ始めたからびっくりしたよ。
貧血で倒れたのかと思ったの?
そうなんだ。あんなに信心深い人に出会ったことが無かったものだから。
健太くんも少しは見習って、たまには仏様に手を合わせたほうが良いわよ。
帰命頂礼(きみょうちょうらい)の例文
- 南無帰命頂礼と唱えながら仏様を拝みました。
- 帰命頂礼は、体で仏様に、帰依しますという気持ちを示す行為なのです。
- 帰命頂礼、私は菩薩様を信じ、菩薩様の命に従います。
- 帰命頂礼、どうか極楽浄土にお迎えいただけますように。
- 祖母と毎日帰命頂礼を唱えて、仏様のご加護を祈りました。