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一体分身【いったいぶんしん】の意味と使い方や例文

【四字熟語】
一体分身

【読み方】
いったいぶんしん

【意味】
①本来一つの体である仏が、衆生救済のためさまざまな姿をかりて現れること。
②一つの物事をもとにして、そこからわかれ出たいくつかの物事。一つのものからいくつかににわかれること。

①の場合、「いったいふんじん」とも読む。

【典拠・出典】


一体分身(いったいぶんしん)の使い方

健太
昨日お父さんが子供の頃のアニメを見たんだ。一体のロボットが車とか小型飛行機とか、五つの別の乗り物にわかれるんだ。
ともこ
一体分身ということね。でも今のアニメと比べたら物足りないんじゃない?
健太
そんなことんかったよ。確かに古いけどおもしろかったよ。
ともこちゃんも観に来ない?
ともこ
ありがとう、ぜひ行くわ。

一体分身(いったいぶんしん)の例文

  1. そのゲームでは、プレイヤーの一体分身たるキャラクターに12神将のモチーフが採用された。
  2. 医学界において、彼のこれまでの人生で残してきた業績はあまりにも多岐にわたり、一体分身ともいうべき様相を呈(てい)していた。
  3. 神が一体分身し、様々な奇跡をおこしたという逸話や伝説は、世界各地に残されている。
  4. 数々の修行を修めてきた彼の偉業は、まるで一体分身した仏そのもののようだった。
  5. その弟子たちはまるで、師匠が一体分身したかのように技術を継承していった。

まとめ

ドッペルゲンガーという現象があることをご存じでしょうか。これは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種とされていますが、同じ人物が同時に別の場所に姿を現すこともあります。
19世紀のフランス人、エミリー・サジェという女性はドッペルゲンガーの実例として有名で、同時に40人以上もの人々によって目撃されたといわれています。仏ではありませんが、まさに一体分身ということでしょう。
普通の人間にできることなら、きっと仏にとっては簡単なことだったのかもしれませんね。(ちなみに、ドッペルゲンガーとはドイツ語です)

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