【四字熟語】
薑桂之性
【読み方】
きょうけいのせい
【意味】
年老いてますます剛直なことのたとえ。また、特有の性質は簡単には変わらないたとえ。
【語源・由来】
「薑」はしょうが。「桂」は肉桂(にっき)。ともに古くなってもその辛さを失わず、辛さを増すことからいう。
【典拠・出典】
『宋史』「晏敦復伝」
薑桂之性(きょうけいのせい)の使い方
僕のおじいちゃんは、がんこで、電車で席を譲られても、儂はそんな歳ではないって言って断るんだ。
あはは。昔からがんこだったけど薑桂之性ね。ますます磨きがかかってきたわね。
本当だよ。席を譲ろうとしてくれた人に申し訳ないよ。
まあ。頭も足腰もしっかりしていて元気なんだからいいじゃないの。
薑桂之性(きょうけいのせい)の例文
- 父は歳を取って、丸くなるどころか薑桂之性、さらに頑なになりました。
- 70歳の時に同窓会で、薑桂之性というけれども、君はますます頑固になっていくなと友人に言われました。
- 薑桂之性というが、叔母の話では、父は昔からこんな性格だったらしい。
- 薑桂之性というけれど、父は歳を経るほどに頑固になるが、私もこうなるのだろうか。
- 薑桂之性というか、三つ子の魂百までというか、人の性質というものは簡単には変わらない。