【四字熟語】
嚮壁虚造
【読み方】
きょうへききょぞう
【意味】
根拠もないのに、むやみにありもしない物、または情況を作り出すこと。
【語源・由来】
中国の観の時代、孔子が以前に住んでいた壁からでた古文の経書について、当時の人々が偽物だと評した言葉から。
【典拠・出典】
『説文解字』
嚮壁虚造(きょうへききょぞう)の使い方
嚮壁虚造といえば、STAP細胞を思い出すね。
ああ。STAP細胞はありますって話題になったやつね。
あれは結局あったのか、なかったのか・・・?
素人の私にはわからないわ。
嚮壁虚造(きょうへききょぞう)の例文
- 県警が、検挙件数を上げるために、駐車違反を嚮壁虚造していることが判明しました。
- ネッシーは、観光客を呼ぶために嚮壁虚造されたものでした。
- 検査をしていないにも関わらず、数値を嚮壁虚造して出荷していた企業が告発されていました。
- ある新聞社の記者は、スクープを嚮壁虚造するために、サンゴに文字を刻み批判を浴びました。
- 論文の嚮壁虚造が明らかになって、教授は大学を去りました。