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不撓不屈【ふとうふくつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

不撓不屈

不撓不屈の意味(語源由来・出典・類義語)

意味

【四字熟語】
不撓不屈

【読み方】
ふとうふくつ

【意味】
どんな苦労や困難にもくじけないさま。

四字熟語の博士
「不撓不屈」という四字熟語は、どんなに難しい状況に遭遇しても、決して心が折れず、立ち向かっていくことを表すんだよ。
どれだけ困難な状況でも、決してくじけない強い心を持つことの大切さを教えてくれる言葉なんだ。
助手ねこ
ええやん、それはつまり、「どんなにつらいことがあっても、へこたれずにずっと立ち向かう」ってことやな。
大変なことが起こっても、決して負けん気で戦うのやな。
これは、「何があってもあきらめない強さ」を教えてくれるんやで。

【語源・由来】
「撓」は、木の枝などがたわむ。転じて、くじける。「屈」は、主義主張などをむりに押さえ込む。

【典拠・出典】
漢書』「叙伝」

【類義語】
七転八起(しちてんはっき)
独立不撓(どくりつふとう)
百折不撓(ひゃくせつふとう)
不屈不撓(ふくつふとう)

不撓不屈(ふとうふくつ)の解説

カンタン!解説
解説

「不撓不屈」っていうのは、自分の心がとても強くて、どんなに大変なことがあってもくじけないという様子を表す言葉なんだよ。「撓」っていうのは、ものが曲がること、つまり、屈することを意味しているんだ。

だから、「不撓不屈」というのは、「曲がらない、屈しない」という意味になるよ。つまり、何があっても負けずに前に進むという強い意志を持つことを指すんだ。

逆に言えば、「不屈不撓ふくつふとう」とも言うんだ。「不撓不屈の精神」と言うときは、「くじけず、常に前向きに頑張る精神」という意味になるよ。

この言葉の出どころは、中国の古い書物「漢書かんじょ」の中の一部だよ。そこに書かれている人々の話から、私たちも強い心を持つことの大切さを学べるんだ。

不撓不屈(ふとうふくつ)の使い方

ともこ
私達の学校の校訓を知っている?
健太
いいや。そういえば知らないなあ。
ともこ
不撓不屈よ。健太くんは不撓不屈の精神で、どんなに難しい宿題が出てもあきらめず、さぼろうという自分の弱い心に負けないでがんばり続けるべきなのよ。
健太
知らないままの方が良かったなあ。

不撓不屈(ふとうふくつ)の例文

例文
  1. この仕事は困難で、知識ではなく、不撓不屈の精神だけがこの仕事をなしとげさせるであろうということがわかっていました。
  2. どんないたずらっ子でも、この不撓不屈の先生の前には、降参してしまいます。
  3. 我々に不撓不屈の精神がある限り、敗北はありえません。
  4. 不撓不屈の精神が、戦後の日本の復興に力を与えました。
  5. 不撓不屈の精神の持ち主である僕の父さんでさえ挫折してしまう事があるなんて、人生とはわからないものです。

不撓不屈の文学作品などの用例

  1. 不撓不屈の努力こそ、能く、最後の勝利を占める。<舟橋聖一・花の生涯>

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