急転直下の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
急転直下
「急」を「九」、また「転」を「天」と書き誤らない。
【読み方】
きゅうてんちょっか
【意味】
事態や情勢が急激に変化すること。また、急な変化によって問題が解決や決着に向かうこと。

「急転直下」は、事態や情勢が急激に大きく変化することだよ。長く進まなかった問題が、きっかけ一つで一気に解決や決着へ向かう場合にも使うんだ。

ニャルほど! なかなか決まらなかった話し合いが、新しい提案で一気にまとまるような場合なんだニャ。オラ、必ず悪い方向に変わるという意味ではないんだとわかったニャン!
【語源由来】
「急転」は、事態や情勢が急激に変わること。「直下」は、まっすぐ下へ向かうこと。二つを合わせ、事態が急な勢いで大きく変わる様子や、解決・決着まで一気に進む様子を表す。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一落千丈(いちらくせんじょう)
※「一落千丈」は地位や価値などが急激に下がること。「急転直下」と変化の速さは共通するが、急な展開や決着を表す「急転直下」とは使い方が異なる。
【英語訳】
take a sudden turn(事態が急変する)
reach a swift resolution(速やかに決着する)
an abrupt turn of events(突然の急展開)
英語例文
長く続いた交渉は、新しい提案によって急転直下、まとまった。
The long-running negotiations took a sudden turn and quickly reached an agreement.
長く続いた交渉は、新しい提案によって急転直下、まとまった。
The long-running negotiations took a sudden turn and quickly reached an agreement.
急転直下(きゅうてんちょっか)の解説
カンタン!解説
「急転直下」は、物事の状況が急に大きく変化することを表すんだ。変化をきっかけに、解決や結末へ一気に進む場面にも使うよ。
「急転」は事態が急に変わること。「直下」は文字どおりにはまっすぐ下へ向かうことだけれど、ここでは変化が一気に進む勢いを表しているんだ。
「問題は急転直下、解決した」と言えば、状況が急に変わり、短い間に決着がついたということだよ。よい結果に限らず、急に交渉が決裂するような展開にも使えるんだ。
急転直下(きゅうてんちょっか)の使い方

ともこちゃん、文化祭の舞台を使う時間が決まらないんだ。演劇部と合唱部で意見が合わなくて……。

そうだったね。ずっと話し合っているのに、なかなか決まらないと聞いたわ。

ところが今日、先生が時間を分け合う案を出したら、両方の部がすぐに納得したんだ!

それはまさに急転直下ね! 長引いていた問題が一気に片付いてよかったわ!
急転直下(きゅうてんちょっか)の例文
- 迷宮入りするかと思われた事件は、決定的な証拠が見つかり、急転直下、解決へ向かった。
- グラウンドの使用時間をめぐる部活動同士の対立は、新しい利用案が出たことで急転直下、解決した。
- ドラマの終盤で新事実が明らかになり、物語は急転直下、結末へと向かった。
- 会場が決まらず延期になりかけた発表会は、別の施設を借りられることになり、急転直下、開催が決まった。
- 行き詰まっていた共同研究は、新しい実験結果が出たことで急転直下、進展した。
- 社長が会議に途中参加して新方針を示したことで、難航していた話し合いは急転直下、まとまった。
- 合意直前だった契約交渉は、新しい条件が提示されたことで急転直下、決裂した。
急転直下の文学作品などの用例
- 父自身の運命も、この事件の後、急転直下、失意のどん底に突き落とされてしまった。<上林暁・村八分>


















