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利用厚生【りようこうせい】の意味と使い方や例文(出典)

利用厚生

利用厚生の意味(出典)

意味

【四字熟語】
利用厚生

【読み方】
りようこうせい

【意味】
物を役立たせて用い、人民の生活を豊かにすること。

四字熟語の博士
「利用厚生」は、人々が必要とするものを提供したり、使いやすく改善したりすることで、人々の生活をより豊かにするという意味だよ。
つまり、すべての人々がよりよい生活を送ることを助ける行為を指しているんだ。
助手ねこ
ええな。それって「みんなが必要なものを手に入れて、使いやすくして、生活をより楽しく豊かにする」ってことやな。
人々の暮らしを良くするために、色々なものを調達したり改善したりするんやな。
これは、「他人の生活を豊かにする行為」を表してるんやで。

【典拠・出典】
書経』「大禹謨」

利用厚生(りようこうせい)の解説

カンタン!解説
解説

「利用厚生」は、まず、二つの部分、「利用」と「厚生」から成り立っているんだよ。「利用」は、使うこと、または使用すること。そして「厚生」は、人々の生活を豊かにすること、または人々の幸福を追求すること。つまり、「利用厚生」というのは、人々が生活を豊かにするために必要なものを使うこと、つまりそれを活用することを意味しているんだ。

たとえば、公共の施設を作るとか、公共の交通手段を整備するとか、公共のサービスを提供するとか、これらは全て「利用厚生」の一環と言えるよ。それらは、私たちの生活を豊かにし、便利にし、快適にするために必要なものだからね。また、これらの施設やサービスを使って、私たちの生活が豊かになることを、「厚生」と言うんだ。

そして、「利用厚生」の考え方は、その地域の政府や行政が大事にしていることだよ。なぜなら、それが彼らの仕事の一部だから。彼らの仕事は、市民の生活を豊かにし、市民の幸福を追求することだからね。

この言葉の出どころ、『書経しょきょう』の「大禹謨たいうぼ」は、中国の古代の文献で、その中では、豊かな生活を実現するための様々な取り組みが述べられているんだ。それが「利用厚生」の考え方の元となっているんだよ。

利用厚生(りようこうせい)の使い方

健太
本当にここは田舎だねえ。何にもないからどんどん人口が減っていくよ。
ともこ
そうね。でも、何にもないってことはないわよ。何にもつくらなかったおかげで手付かずの自然が残っているわ。この自然を利用厚生して、この市を豊かにすればいいと思うわ。
健太
なるほどね。確かに山もあり、海もあり、スキーもできる。一年中なんでもできるね。
ともこ
新幹線も飛行機もあるんだし、今あるものを役立たせて、うまく宣伝すれば、観光客がもっと増えてこの市の財政も豊かになると思うわ。

利用厚生(りようこうせい)の例文

例文
  1. 薬の廃棄を減らし、必要な人に必要なだけ安価に届くように、利用厚生に努めたい。
  2. 利用厚生になるようなそんな仕事がしたいです。
  3. 豊かな森が残っているので、この森を利用厚生して、子供たちのために「森の学校」を作ろうという意見が出ました。
  4. 退職した人たちの知恵や時間を拝借、利用厚生して世代の垣根を超えたイベントで盛り上げたい。
  5. 自分が持つ才能をできるだけ多くの人のために利用厚生したい。

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