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他言無用【たごんむよう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
他言無用

【読み方】
たごんむよう

「たげんむよう」とも読む。

【意味】
ある話を他人に漏らしてはならないということ。

【語源・由来】
「他言」は、他人に漏らすこと。「無用」はしてはならない(中国では役に立たない)。

【典拠・出典】

【類義語】
・口外無用(こうがいむよう)

他言無用(たごんむよう)の使い方

ともこ
健太くん。誰か好きな子はいるの?
健太
えーっとね。あの子が最近気になっているんだ。でもこのことは他言無用だよ。
ともこ
わかったわ。告白はしないの?
健太
きっと振られるからしないよ。絶対、絶対、他言無用、オフレコ、ここだけの話にしておいてよね。

他言無用(たごんむよう)の例文

  1. この件は、私が責任を持って内々で処理するつもりだから他言無用でお願いします。
  2. 僕の妻が入院しているという話は他言無用にしておいてください。
  3. 他言無用という条件付きで教えてもらったので、私の口から言うことはできません。
  4. 頭髪が薄くなってきたことを気にしていて、増毛のためにクリニックに通っていることは他言無用です。
  5. これは、本来、会員しか手に入れられないものなので、私からもらったということは他言無用にしておいてください。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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