【四字熟語】
孟母断機
【読み方】
もうぼだんき
【意味】
学業を途中でやめてはいけないという戒め。
【語源・由来】
孟子の母が、孟子が学業半ばで帰ってきたとき、織っていた機の糸を断ち切って、学問を中途でやめるということはこのようなことであると孟子を戒めたという故事。
【典拠・出典】
『列女伝』「鄒孟軻母」
【類義語】
・軻親断機(かしんだんき)
・断機之戒(だんきのいましめ)
孟母断機(もうぼだんき)の使い方
うわー。もう無理。夏休みの宿題なんて膨大すぎて無理。
健太くん。孟母断機よ。ここまで宿題をやったのに、放り出したらもったいないじゃないの。全部意味がなくなってしまうわよ。終わらせた膨大な宿題を眺める自分を想像してみてごらんなさいよ。
うん。きっと達成感がものすごいだろうね。あきらめず頑張るよ。
その意気よ。
孟母断機(もうぼだんき)の例文
- 孟母断機、あきらめたらそこで試合終了ですよ。
- 祖父は、飽き症の僕に、孟母断機の教えを説きました。
- 孟母三遷といい、孟母断機といい、孟子の母親は良き教育ママだったんですね。
- 孟母断機、ここでやめたら、見ることができるはずだった未来をあきらめることになりますよ。
- 孟母断機、やり抜く力が生きていく上で一番大切なんです。