【四字熟語】
玄裳縞衣
【読み方】
げんしょうこうい
【意味】
つるの姿の形容。転じて、つるの異名。黒のはかまと白い上着の意から。
【語源・由来】
「玄」は黒の意。「裳」はもすそ・したばかま。「縞」は白の意。また、白ぎぬの意。「衣」はころも・上着。
【典拠・出典】
蘇軾「後赤壁賦」
玄裳縞衣(げんしょうこうい)の使い方
玄裳縞衣は千年、亀は万年っていうけれども、長生きの割には、動物園以外で玄裳縞衣を見たことが無いわ。
玄裳縞衣は人間の狩猟や、環境破壊のせいで生息地が減り、数が激減しているそうだよ。
だから見たことが無いのね。
千羽鶴とか、飛行機のマークとか、日本人の心に深く結びついている玄裳縞衣がもっと増えるといいね。
玄裳縞衣(げんしょうこうい)の例文
- 玄裳縞衣は万葉集や古事記に出てくる日本の文化に根付いた存在です。
- クロヅル、マナヅル、ナベヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅルとタンチョウの7種の玄裳縞衣が冬になると飛来してきます。
- 玄裳縞衣は特別天然記念物に指定されています。
- 玄裳縞衣の寿命は30年ほどです。
- 玄裳縞衣の赤い部分は、羽毛がなくてはげているのです。