【四字熟語】
挙一明三
「一を挙げて三を明らかにす」とも読む。
【読み方】
こいちみょうさん
【意味】
賢くて理解が早いことのたとえ。
【語源・由来】
一つのことを挙げれば、三つのことを明察するの意から。
【典拠・出典】
『碧巌録』
【類義語】
・挙一反三(きょいちはんさん)
挙一明三(こいちみょうさん)の使い方
ともこちゃん。先生が明日は雨ですよって言っていたんだ。だから何なんだろうね?
雨だからマラソンの練習がないってことね。それに図工の時間の写生も中止になるから、先週の続きをやるために彫刻刀の準備が必要よ。先生はそう言いたかったんだと思うわ。
すごいね。挙一明三じゃないか。
これくらい当然よ。
挙一明三(こいちみょうさん)の例文
- ともこちゃんは挙一明三だけど、健太くんは三を聞いてようやく一を知るというレベルです。
- 師匠は口数が少ないので、弟子には挙一明三が求められます。
- ともこちゃんは挙一明三なので、僕のつたない説明でも「こういうことよね?」といって一から十まで理解してくれます。
- 健太くんは、挙一明三で、すぐに理解してくれます。
- この生徒は、挙一明三なので呑み込みが早いです。