著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

懸腕枕腕【けんわんちんわん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
懸腕枕腕

【読み方】
けんわんちんわん

【意味】
書道の腕法の一。ひじを脇から離し、腕を宙に浮かせるようにして字を書くこと。大きな字を書くのに適する。

【典拠・出典】
『古今法書苑』

【類義語】
懸腕直筆(けんわんちょくひつ)

懸腕枕腕(けんわんちんわん)の使い方

健太
うーん。何枚書いてもうまくいかないなあ。何でかなあ?
ともこ
書き初めのような大きな文字を書くときは、懸腕枕腕で書くと良いわよ。健太くんが習っている空手も基本を大事にするでしょう?書道も一緒よ。
健太
なるほどー。よしっ。書いてみよう!
ともこ
あら、良いじゃない。見違えるように良くなったわ。

懸腕枕腕(けんわんちんわん)の例文

  1. 懸腕枕腕を気にしながら書いたら、入賞することができました。
  2. 大きい文字には懸腕枕腕を小さい字を書く時は提腕法、枕腕法と使い分けるといいですよ。
  3. 懸腕枕腕を守って書くと生き生きとした字になりました。
  4. 硬筆とは違って、毛筆は懸腕枕腕でまっすぐに筆をもって思いっきり書いてみましょう。
  5. 手本を見ることも大事だけど、懸腕枕腕を気を付けると楽しく伸び伸びと書けるかもしれません。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。