著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

後悔噬臍【こうかいぜいせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
後悔噬臍

【読み方】
こうかいぜいせい

【意味】
後になって悔やんでも、いまさらどうしようもないこと。

【語源・由来】
自分のへそを嚙もうとしても嚙むことはできないように、後で悔んでもどうにもならないという意から。

【典拠・出典】
『春秋左士伝』「荘公6年」

後悔噬臍(こうかいぜいせい)の使い方

健太
夏休みの宿題が終わっていないのに、明日から新学期が始まるよ。ちゃんと計画的に宿題をすればよかったー。
ともこ
後悔噬臍よ。来年の夏休みこそは反省して、計画的に宿題をやるべきね。
健太
実は、去年も同じことを言って悩んでいた気がするんだよね。
ともこ
それはもうお手上げね。どうしようもないわ。

後悔噬臍(こうかいぜいせい)の例文

  1. 売り切れてあの時買っておけばよかったと思っても後悔噬臍です。
  2. ダイエット中にケーキを食べて、体重が増えたけれども後悔噬臍です。
  3. ともこちゃんの告白を断らなければよかった、後悔噬臍です。
  4. 後悔噬臍にならないように、常に考えて行動するべきです。
  5. ああすればよかった、こうすればよかったと言ってみても後悔噬臍なので、前向きに善処して生きていったほうが良いと思うわ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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