著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

恍恍惚惚【こうこうこつこつ】 の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
恍恍惚惚

「恍恍忽忽」とも書く。

【読み方】
こうこうこつこつ

【意味】
うっとりしているさま。ぼうっとして我を忘れているさま。

【語源・由来】
心を奪われてうっとりするという意味の「恍惚」と同意で、それぞれの文字を重ねて意味を強調したことば。

【典拠・出典】

恍恍惚惚(こうこうこつこつ)の使い方

ともこ
健太くん。とてもすごいわね。初来日の絵がこんなにたくさんあるのよ。信じられないわ。
健太
さすがにこれだけの貴重な絵に囲まれると、恍恍惚惚となるね。
ともこ
うっとりしすぎて気絶しそうよ。
健太
おっと。ともこちゃんは体重が重いんだから、運ぶのは大変な重労働。こんなところで倒れないでくれたまえよ。

恍恍惚惚(こうこうこつこつ)の例文

  1. きれいな女性に声をかけられ、健太くんは恍恍惚惚となって、口をあわあわさせていました。
  2. 憧れのアイドルが急に目の前に現れ、話しかけることも出来ず、ただ恍恍惚惚としていました。
  3. その時の僕は、天にも昇る恍恍惚惚とした境地でした。
  4. その景色を眺めていた健太くんは、恍恍惚惚とした表情を浮かべていました。
  5. ともこちゃんを初めて見た時の恍恍惚惚としたこの思いを、どうにかして手紙にして彼女に伝えたいのです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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