著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

節倹力行【せっけんりっこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
節倹力行

【読み方】
せっけんりっこう

「せっけんりょっこう」とも読む。

【意味】
節約に努め励むこと。

【語源・由来】
「節倹」は節約と倹約、いずれも無駄な費用を減らすこと。「力行」はつとめ励むこと。

【典拠・出典】
史記』「晏嬰伝」

節倹力行(せっけんりっこう)の使い方

ともこ
健太くん。水が出しっぱなしじゃないの。節倹力行しないとだめよ。
健太
ああ。ごめん。ごめん。うっかり蛇口を閉め忘れていたよ。
ともこ
この前は電気もつけっぱなしだし、資源もお財布の中身も無限じゃないのよ。
健太
わかっているよ。ともこちゃんは僕のお母さんみたいだな。

節倹力行(せっけんりっこう)の例文

  1. 景気の悪化で給料が下がったので、節倹力行しています。
  2. 節倹力行して、無駄な部門を廃止し、経営を立て直しましょう。
  3. 彼は、タクシーを使わないし、接待もしない、でも仕事ができる節倹力行する優秀な社員なんです。
  4. 来年は、下の子が中学受験、上の子が大学受験とW受験なので、節倹力行して学費と塾代を貯蓄せねばならない。
  5. イギリスに留学したいので、節倹力行して、まずは100万円を目指してがんばります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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