著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

難行苦行【なんぎょうくぎょう】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
難行苦行

【読み方】
なんぎょうくぎょう

【意味】
たいへんな苦労をすること。または、多くの苦痛や困難にたえてする修行。

【典拠・出典】
法華経』「提婆達多品」

【類義語】
・苦行難行(くぎょうなんぎょう)

難行苦行(なんぎょうくぎょう)の使い方

ともこ
健太くん。空手道の東京オリンピックの強化選手に選ばれたのよね。おめでとう。
健太
ありがとう。難行苦行を経てきたからね。選ばれたことで、あのつらかった日々が報われた気がするよ。
ともこ
でも、まだここから選抜されるんでしょう?まだ気は抜けないわね。
健太
そうなんだ。楽しみ半分、不安半分だけど、これまで以上に全力でがんばるよ。

難行苦行(なんぎょうくぎょう)の例文

  1. 地震に台風に、十年に一度の豪雨と災害続きで、近年は難行苦行でした。
  2. 災難続きで難行苦行しましたが、なんとか倒産は免れました。
  3. 言葉には言い表せないほど難行苦行しましたが、今は穏やかな日々を送っています。
  4. 難行苦行をしただけあって、健太くんは、大きな成長を遂げましたね。
  5. 厳しい難行苦行を経験したともこちゃんは、偉大な演奏家へと変貌しました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。