著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

孤峰絶岸【こほうぜつがん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
孤峰絶岸

【読み方】
こほうぜつがん

【意味】
文章や詩などが他より格段にすぐれているたとえ。

【語源・由来】
孤立してそびえ立つ峰と切り立った崖の意味。

【典拠・出典】
大唐新語』「文章」

孤峰絶岸(こほうぜつがん)の使い方

健太
ともこちゃんの詩を読ませてもらったんだよ。孤峰絶岸だったよ。この学校のだれもあんな詩は書けないよ。
ともこ
そんなことないわよ。大したことないわ。でも、健太くんはどこで私の詩を読んだの?
健太
先生がみんなにもまねしてほしいって、僕のクラスで紹介していたんだよ。
ともこ
勝手にそんなことしないでほしいわ。はずかしい。

孤峰絶岸(こほうぜつがん)の例文

  1. 室生犀星の詩は孤峰絶岸、同じ金沢出身として鼻が高いです。
  2. この詩は孤峰絶岸で、作者がこの詩を作った情景が、はっきりと脳裏に思い浮かびます。
  3. 孤峰絶岸の詩を書く高村光太郎は、彫刻家としても名をはせている天才です。
  4. 李白や杜甫が残した孤峰絶岸な漢詩は、何百年と時を超え、さらに国境を越え、人々の心に響いています。
  5. ボブ・ディランは孤峰絶岸な詩を書き、ノーベル賞を受賞した偉大なミュージシャンです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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