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雲翻雨覆【うんぽんうふく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
雲翻雨覆

【読み方】
うんぽんうふく

【意味】
世の人の態度や人情がうつろいやすいことのたとえ。手のひらを上に向けると雲になり、下に向けると雨になる意で、人の心が簡単に変わることをいう。

【語源・由来】
「手を翻せば雲と作り手を覆せば雨」の略。

【典拠・出典】
杜甫「貧交行」

【類義語】
翻雲覆雨(ほんうんふくう)
覆雨翻雲(ふくうほんうん)

【英語訳】
fickle mind

fickleは「変わりやすい」という意味の形容詞。mindは「心」という意味の名詞。
英文例
この世の中は雲翻雨覆に満ちている。The world is filled with fickle mind.

雲翻雨覆(うんぽんうふく)の使い方

ともこ
去年まで流行していた服が今年は流行遅れになっちゃって、もう着れなくて困っているのよ
健太
流行とか気にしたことないからわからないけれど、そんなにコロコロと変わるものなの?
ともこ
ええ、本当に流行って雲翻雨覆なのよ。着るならやっぱり、流行してるものがいいんだけれどね
健太
女の子って大変だなあ。ぼくなんかほとんど同じデザインの服しかもってないよ

雲翻雨覆(うんぽんうふく)の例文

  1. 5年もつきあっていた彼と別れてしまった。あんなに仲が良かったのに、人の心は雲翻雨覆だとつくづく思った。
  2. 流行は、その時代の世相を表していて常に変わっていく。本当に雲翻雨覆なものだ。
  3. 雲翻雨覆とは言うけれども、私の心は決して変わらないと誓った。
  4. 選挙のたびに思うが、世間の関心は雲翻雨覆でいつも定まらないのに、当選するための活動をする政治家は大変だ。
  5. この世がすべて雲翻雨覆だと考えると気が滅入ってしまう。何か変わらないものがきっとあるはずだ。

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