【四字熟語】
斬釘截鉄
【読み方】
ざんていせってつ
「釘を斬り鉄を截つ」とも読む。
日本漢字能力検定
1級
【意味】
くぎや鉄を断ち切る。毅然として決断力があるたとえ。
【語源・由来】
「斬」と「截」はいずれも断ち切るということ。元は禅宗の言葉で、妄想や煩悩などの迷いをすっぱりと断ち切ることをいう。
【典拠・出典】
『碧巌録』「一四」
【類義語】
・斬鉄截釘(ざんてつせってい)
斬釘截鉄(ざんていせってつ)の使い方
家族でご飯を食べに行くと、父さんは斬釘截鉄で僕は優柔不断だから、早く決めろって急かされるんだよね。
せっかく外食に行っているのに、それはつらいわね。
どうしたら斬釘截鉄な人になることができるかな。
お父さんに先に注文してもらったらいいんじゃないの。そうしたら納得がいくまでメニューとにらめっこすることができるわ。
斬釘截鉄(ざんていせってつ)の例文
- ともこちゃんは、斬釘截鉄な人であまり迷わないんです。
- 斬釘截鉄な人がいると、会議がはやく進んでいい。
- 決断力がない僕は、即決即断の斬釘截鉄なともこちゃんにあこがれます。
- 斬釘截鉄のともこちゃんは、緊急時にも冷静な判断をすることができます。
- 兄たちは斬釘截鉄な人たちなので、迷っている間に、好きなアイスクリームをとられてしまう。