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毫釐千里【ごうりせんり】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
毫釐千里

【読み方】
ごうりせんり

【意味】
最初を慎むべきことをいう言葉。

【語源・由来】
初めはほんのわずかの違いであるが、結果は非常に大きな過ちとなる。また、初めはごくわずかな違いでもしまいには大きな違いになる。「毫」と「釐」はどちらもごく小さな数量の単位。転じて、ごくわずかということ。「千里」の「里」は距離の単位で、「千里」は非常に遠いこと。「之を毫釐に失すれば謬るに千里を以てす」を略した言葉。

【典拠・出典】
礼記』「経解」

【類義語】
・差以千里(さいせんり)

毫釐千里(ごうりせんり)の使い方

健太
ともこちゃん。どうしよう!
ともこ
どうしたの?健太くん。
健太
最初は一円の誤差だったから、まあいっかって思って無視していたら、最終的に一万円の誤差になってしまったよ!
ともこ
毫釐千里というじゃないの。一円でも馬鹿にしてはいけないわ。

毫釐千里(ごうりせんり)の例文

  1. 薬を調合する時、1gでも間違えると毫釐千里になります。
  2. ちょっとしたプログラムミスが毫釐千里につながるので、慎重にプログラムを組まなくてはいけません。
  3. 入社した時の心構えで、還暦が近くなったころには毫釐千里となり、肩書に大きな格差が出来ているでしょう。
  4. 1mmの誤差でも何百キロと過ぎると毫釐千里となり、目的地とは異なる場所に到着することになります。
  5. 小さな嘘が、いずれ毫釐千里となって、人生を大きく狂わせることもあります。

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