【四字熟語】
史籀大篆
【読み方】
しちゅうだいてん
【意味】
史籀が大篆という書体を作った。
【語源・由来】
「史籀」は周の宣王のときの史官でそれまでの古文を改変して大篆という書体を作ったとされる。「大篆」は書体の名。籕書(ちゅうしょ)ともいう。
【典拠・出典】
『説文解字』
史籀大篆(しちゅうだいてん)の使い方
ともこちゃん。見て見て。史籀大篆のように、僕も文字を作ってみたんだよ。
すごいわね。・・・これなんて書いてあるの?
「ともこちゃんおはよう」って書いてあるんだ。幼稚園児が書く文字をフォントにしてみたんだよ。
こんなの誰も読めないから意味ないわよ。
史籀大篆(しちゅうだいてん)の例文
- 史籀大篆というように、日本にもひらがなは空海が漢字をもとに創作したと言われているが、俗説のようです。
- 史籀が作った大篆から史籀大篆というけれども、史籀という人は存在しないのではないかともいわれています。
- 史籀大篆といわれていますが、「大篆」と言う文字がどのようなものか、諸説あり定かではありません。
- 中国の遺跡を発掘していたら、見たこともない文字が出てきた、これが史籀大篆で有名な「大篆」だったらすごいな。
- 史籀大篆のように、現代では、パソコンで自作フォントを作ることが可能な時代になりました。