七難八苦【しちなんはっく】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
七難八苦

【読み方】
しちなんはっく

日本漢字能力検定
5級

【意味】
様々な苦難や災難、苦しみや困難のこと。
人間の受けるさまざまな苦難に出会うこと。
多くの苦難が重なること。

【語源由来】
元は仏教語です。
「七難」は経典によってことなりますが、「観音経」では、火難、水難、羅刹難、王難、鬼難、枷鎖難、怨賊難の七つのことです。
「八苦」は、生、老、病、死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦の八つのことを指します。

【類義語】
艱難辛苦(かんなんしんく)
四苦八苦(しくはっく)
千辛万苦(せんしんばんく)

【英語訳】
seven defects and eight agonies
a series of disasters
a chapter of accidents
the Seven Misfortunes and Eight Pains


七難八苦(しちなんはっく)の使い方

ともこ
校長先生って苦労人見たいよ。お母さんが言っていた。
健太
本当?確かに色々な経験をしている感じがするよね。
ともこ
うん、様々な仕事を経験して、今の職についてきたみたいで、色々あったみたい。
健太
まさに七難八苦の苦労人なんだね。

七難八苦(しちなんはっく)の例文

  1. 戦国の世は、どの場所であっても七難八苦に耐えながら、必死に生きている人々がいるものだ。
  2. 父が倒産し病で倒れたが、彼は父の家業を引き継ぎ、七難八苦に打ち勝って家業を盛り返した。
  3. 七難八苦な人生だからこそ、彼は人の悲しみを理解している人物だ。
  4. 七難八苦を経験してきたからこそ、今の自分がある。
  5. 彼女は幼いころに両親を亡くし、七難八苦な経験があったが、素晴らしい夫に出会ってから今幸せな人生を歩んでいる。

まとめ

戦国時代の尼子家家臣、山中鹿之助が苦難によって自らの成長を祈願し「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と祈ったことで有名。
「七難」は七種類の災難を指しますが、具体的には経典によって異なります。
「観音義疏」では火難、水難、羅刹難、王難、鬼難、枷鎖難、怨賊難を指します。
「仁王般若経』では日月失度難、二十八宿失度難、大火難、大水難、大風難、天地国土降亢陽(コウヨウ)難、賊難を指します。
「薬師経」では人衆疾疫難、他国侵逼(シンピツ)難、自界叛逆(ハンギャク)難、星宿変怪難、日月薄蝕(ハクショク)難、非常風雨難、過時不雨難を指します。

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